僕はこの質問に辟易している。
「それは何において、何に対するものでしょうか」
と突っ込みを入れたくなる。
質問をする側の質を問いたい。
しかしこの質問の本質はそこではないと思われる。
要するに、自分を客観的に見れているかどうか試されている。
それでも僕は辟易する。
コインの裏表だ。
長所は裏からみれば短所であり、短所は裏からみれば長所だ。
また、視点は一点ではなく、ほぼ無限にある。
ここに客観的な答えなど存在するのだろうか。
昨日、僕はある本を立ち読みした。
「面接では、貴方はどれだけ意欲があるのか示さなければならない」
これには納得した。
限られた時間で、お互い無駄にできない有限で貴重な時間を「あなたの長所短所は何ですか?」という、小学生のような質問をして浪費している場合か。
就職活動をしている大学生の方がもしこの記事に遭遇したのであれば、是非これは一度冷静に考えて頂きたい。
つづく