全体構成
-
導入:「せきにん」の装置/読書梟の宣言
-
責任の側面(応答可能性=response-ability/“選び取る誠実”)
-
積人(積読)の側面(遅延の倫理/可能性の貯蔵/編集規律)
-
交差点(責任×積人=遅延する応答+選択の規範)
-
教育と制度の批評
- イヴァン・イリイチ:脱学校・学びの自主管理/コンヴィヴィアル・ツール
- 小室直樹:制度設計と規範の整合/責任の形式化・匿名化
- 宮台真司:情報洪水と中間集団の消失/即応圧の中での「熟考の権利」
- 小坂井敏晶:「責任という虚構」—規範の作動と“責任”概念の社会的構築 -
情報社会の知と積人
- 「積む」ことのパブリック性(図書館/コミュニティ・レコメンド)
- 速読・要約経済への批判—冊数の暴力を拒む基準 -
哲学と死の思索
- 池田晶子:言葉と死に向き合う誠実/“読まない時間”の意味 -
結語:数えない勇気、選び抜く誠実—「せきにん」の新しい倫理
事実確認
-
イリイチ『脱学校の社会』(1971/1972米版)では、学校制度の批判と「学習ウェブ(learning webs)」の発想が中核。分散・自律・平等なアクセスを志向。ウィキペディア
-
「コンヴィヴィアリティ(conviviality)」は『コンヴィヴィアリティのための道具』(1973)で導入。人の自発的能力を引き出す“ツール”と、産業的に人を従属させる“ツール”を対置。ウィキペディアnorthernschool.info
-
小坂井敏晶はパリ第八大(心理学)で教鞭をとり、『増補 責任という虚構』『増補 民族という虚構』『社会心理学講義』などで「規範/責任」の社会的構築性を論じる。筑摩書房の著者ページ・書誌に明記。+2
-
小室直樹:社会学・経済学・法学を横断し、制度論・社会科学の統合を標榜。東京工業大学など歴任。ウィキペディア東洋経済オンライン
-
池田晶子:専門用語に依存しない日常語の哲学。『14歳からの哲学』等。死の思索にも重心。ウィキペディアAmazon版元ドットコム
-
岡本太郎:理念“芸術は爆発だ”。著『自分の中に毒を持て』は青春出版社文庫/文庫新版あり。記念館・美術館の資料でも語録が整備。seishun.co.jptaromuseum.jp
-
執行草舟:実業家・著述家。公式サイトにプロフィール・著作・美術事業の記述。戸嶋靖昌との縁(後援)も記録に残る。ウィキペディア+1しぎょう総集