デヴィット・グレーバー『負債論』を読む
つづきを読み進める。 本日は第四章の半分までまとめる。 nainaiteiyan.hatenablog.com 三章では、国家が貨幣を造ったという「信用理論」の巧みな罠を解体した。 「原初的負債」という概念は宗教と密接に絡んでいる。 信用論者はサンスクリット語で書かれた…
こちらのつづきを読み進める。 本日は第三章の終わりまでまとめる。 (※あくまで個人的に咀嚼⇒解釈⇒要約しているので、今後間違いが分かれば修正していく。) nainaiteiyan.hatenablog.com 二章では、あらゆる取引は「信用」で行われていて、そこに「貨幣」と…
第二章の終わりまで読み進めた。 前回は中途半端に終わってしまった。 こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com P62によると、あらゆる証拠資料が、ほとんどの取引は「信用」によって行われていたことを示している。 貨幣ではなく、あくま…
グレーバー『負債論』の第二章の中盤まで読み進める。 (非常にボリュームのある本なので、誤りを発見次第、訂正をしていく。60点をとり続ける気持ちで800ページを読み込んでいく。) nainaiteiyan.hatenablog.com 貨幣はいつ作られたのか?という問いに対し、…
本日より、グレーバーの『負債論』を読み進めていく。 このグレーバーといえば、2020年に岩波書店から出版された『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』が有名だ。 その解説書にあたる、講談社新書のものは以前に書評を書いた。 nainaiteiyan.ha…