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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

読書日記1326

読んだ本 シュテファン・ツヴァイク『昨日の世界 Ⅱ』みすず書房 (1999) 佐藤貴彦『男女平等は男女を幸福にしない』Parede Books (2024) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『男女平等は男女を幸福にしな…

旧約聖書『ヨブ記』読了+読書日記1325

読んだ本 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想(ネタバレあり) ある日突然ヨブに災難が訪れる。見も心もボロボロ。 現代もなお、誰にでも起こりうる物語であった。 内…

読書日記1324

読んだ本 ロバート・ノージック『生のなかの螺旋:自己と人生のダイアローグ』ちくま学芸文庫 (2024) 須藤靖/伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す 増補版』河出書房新社 (2021) 木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰『分…

読書日記1323

読んだ本 木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰『分析フェミニズム基本論文集』慶應義塾大学出版会 (2022) 池田晶子『死とは何か:さて死んだのは誰なのか』講談社(2009) 須藤靖/伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す 増補…

読書日記1322

読んだ本 プラトーン著作集『〈第6巻 第3分冊 ピレーボス〉善・快楽・魂 (櫂歌全書 18)』櫂歌書房 (2017) トマス・S・クーン『科学革命の構造 新版』みすず書房 (2023) 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1321

読んだ本 トマス・S・クーン『科学革命の構造 新版』みすず書房 (2023) 池田晶子『人生は愉快だ』毎日新聞社 (2008) 旧約聖書『ヨブ記』岩波文庫 (1971) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 社会学のコ…

エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』読了+読書日記1320

エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 三重の意味で物足りないものであった。 まずひとつは、文体がやや読みにくい。何を言いたいのか分から…

門井慶喜『文豪、社長になる』読了+読書日記1319

門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 文春砲という言葉が文藝春秋のイメージを若干悪くしているように見えるが、創始者の菊池寛という人物に、自分は人間と…

読書日記1318

読んだ本 加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』講談社学芸文庫 (2024) 松岡正剛/ドミニク・チェン『謎床』晶文社 (2017) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーー…

読書日記1317

読んだ本 池田晶子『睥睨するヘーゲル』講談社 (1997) 安藤馨/大屋雄裕『法哲学と法哲の対話』有斐閣 (2017) 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) 山本七平/小室直樹『日…

読書日記1316

読んだ本 福嶋聡『明日、ぼくは店から棚からヘイト本を外せるだろうか』dZERO (2024) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 山本七平/小室直樹『新装版 日本教の社会学』ビジネス社 (2022) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (19…

読書日記1315

読んだ本 三砂慶明『千年の読書』誠文堂新光社 (2022) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

小川哲『君が手にするはずだった黄金について』読了+読書日記1314

小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 感想 物語の進むテンポが早く、無駄な文が削られて一冊にストーリーが凝縮されている。 自分は古典のように、明らかに無駄と思える文章があれ…

読書日記1313

読んだ本 門井慶喜『文豪、社長になる』文藝春秋 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1312

読んだ本 小川哲『君が手にするはずだった黄金について』新潮社 (2023) エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『君が手にするはずだった黄金…

読書日記1311

読んだ本 エドマンド・バーク『崇高と美の観念の起源』みすず書房 (1999) ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク『リヒテンベルクの雑記帳』作品社 (2017) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『崇高と美…

オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』読了+読書日記1310

オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み終えた。 (読書日記1309に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 昔、Twitterをやっていたら…

読書日記1309

読んだ本 近藤直子『黙らないための雑記帳:3.11以降、私たちは何処にいるのか』西田書店 (2023) 岩田靖夫『ギリシア思想入門』東京大学出版会 (2012) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進めた。 (読書日記1308に収…

読書日記1308

読んだ本 津上英輔『美学の練習』春秋社 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーー…

読書日記1307

読んだ本 仲正昌樹『いまこそロールズに学べ:「正義」とはなにか? 新装版』春秋社 (2020) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) つづきを読み進め…

読書日記1306

読んだ本 杉山直樹『精神の場所ーベルクソンとフランス・スピリチュアリスム』青土社 (2024) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) その他数冊 つづ…

読書日記1305

読んだ本 オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』ちくま学芸文庫 (1995) 島田裕巳/前川喜平『政治と宗教 この国を動かしているものは何か』徳間書店 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今週から…

読書日記1304

読んだ本 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『正義と腐敗と文…

読書日記1303

読んだ本 平野啓一郎『三島由紀夫論』新潮社 (2023) 橋爪大三郎『小室直樹の世界』ミネルヴァ書房 (2013) 渡部昇一『正義と腐敗と文科の時代』青志社 (2023) 井筒俊彦『読むと書くーー井筒俊彦エッセイ集』慶應義塾大学出版会 (2009) その他数冊 ーーーーー…

小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』読了+読書日記1302

小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) つづきを読み終えた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 後半は三島由紀夫擁する「楯の会」に関する内容や、三…

読書日記1301

読んだ本 小室直樹『新版 三島由紀夫が復活する』毎日ワンズ (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 小室直樹の本を読み始めた頃、日本は「アノミー(無規範、無秩序)」にあると書いてあり、それが…

小室直樹『「天皇」の原理』読了

小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 つづきを読み終えた。(読書日記1300に収録) nainaiteiyan.hatenablog.com 今回でも思い知らされたのは、小室直樹の読書…

読書日記1201~1300

nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.ha…

読書日記1300

読んだ本 モーリス・ブランショ『文芸時評1941-1944』水声社 (2021) 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 大澤真幸『私の先生ーー出会いから問いが生まれる』青土社 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1299

読んだ本 モーリス・ブランショ『文学空間』現代思潮新社 (2020) 小室直樹『「天皇」の原理』徳間書店 (2023) 岡本太郎『今日の芸術 時代を創造するものは誰か 新装版』光文社文庫 (2022) フェルナンド・ペソア『新編 不穏の書、断章』平凡社ライブラリー (2…