哲学は語る。

読書は力なり。

本屋日記2

最近芸術に興味があります。 『メルロポンティの美学論』という本がありました。 哲学と芸術がいかにつながっているか、それは「美」が「善」の中に含まれているという古代の思想からなのか、それとも、「見る」「感じる」といった、視覚的な意味でのつなが…

本屋さん日記

『読書大全』という本があった。 立読みした。ほぼ全て僕が知っているタイトルだった。古典を読むのは良いと思う。 しかし、いきなり西田哲学の『善の研究』なんて読んで理解できるのだろうか。プラトンの本ならわかる。でも日本の哲学書はどうしても理解で…

ローマは1日にして成らず、マインドフルネスも1日にして成らず。

マインドフルネスを習慣化すると、イライラしにくくなったり、不安や雑念が減っていきます。僕の感覚、経験上からそう言えます。 週に1日でも大丈夫だと思います。(1回20分) 僕が受けた某精神科病院の認知行動療法では週に1回20分でした。 少しずつでもかま…

『大人になるためのリベラルアーツ』読了

本書はテーマに沿って議論していく本です。中でも一番印象的だったのは「飢えた子供を前に文学は役に立つのか」です。議論とはどうやって進めていくか。まずは考えられる立場の主張を作っていき検証していく。という流れは生きていくうえで大事な力になると…

『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年2』読了

日本では、 「お金になる = 頑張った」とのこと。 つまり稼げない人は頑張っていない人。きつい現実だと思います。国が、労働力が最低賃金に見合わないと見なせば最低賃金以下で働かせることができます。淘汰される人たちがいる。非行少年はIQが70~84が多く…

マインドフルネスのやり方ついて。電車編

まず、不安な時の話をさせて下さい。 不安な時は、何か不安なことがあるわけです。 そして、それを意識すると不安になるのでしょうか。 さて、その時、「いつ」のことを考えてますか。過去であったり、未来のことを考えているのではないでしょうか。 もちろ…

『ニューエリートの時代』読了

今、日本は都心部のオフィス離れが進んでいるみたいです。 すると何が起きるか。 著者は都心部のスラム化を危惧しています。都心部からどんどん人が去っていき、治安が悪くなるからだそうです。個人的には、ホームレスは人の群れのまわりに集まると考えるの…

書評再開します。

単なるエッセイではあまり価値ある記事は提供できないと考えました。最新の本から古典まで幅広く読みます。また、メルカリにて書評した本を出品していきます。「ポジティブ精神医学」と検索すると「motsu」という出品者が出てきます。そちらが僕、人生は草で…

最近の新書の動向について

最近の傾向です。 メタ倫理学、道徳哲学、現代思想など、人文系が目立ちます。もっと早く出版して欲しかった!と思うばかりです。逆をいえば、今まで高い単行本を買わなければならなかったものが最近では安く買えるようになったと思います。学生は使い方によ…

帰りの電車でマインドフルネスはいかがですか

マインドフルネスは疲れません。 マインドフルネスについては何回も記事にしてますので良かったら検索してみてください。クタクタに疲れて、またスマホを手に取れば脳ミソは悲鳴をあげませんか。スマホには情報がたくさんありすぎます。疲れているのは本当に…

承認欲求≒優越願望

マクロで起きる現象はミクロでも同じように起きていたりします。インドにはカーストがあります。 多分、日本の学校にもカーストがあります。 それは、僕が肌で実感していたことであり、実際、リーダータイプ、普通の人たち、いじめられるタイプ、といった階…

メルカリに教わったこと

本を大事に読んでいたら、また次の人にも譲ることができます。 しかも、その対価で誰かの読み終わった本を貰うことができます。当たり前だと思いますか? 本は放置すると埃がたまってきます。 他の物も同じです。物を大事にすることは、自分を豊かに、生活を…

新書を読むだけで十分だ。という本がありました。

僕は全く同意できません。 100円だったので買ってみましたが。新書は大人向けではありますが、あくまで庶民のための本であって、知識を深めるための本ではないと思うのです。新書は入門書でしかないのです。 ソクラテスについてしっかり書かれた新書を僕は知…

矛盾的でない限り不完全。

ゲーデルの不完全性定理に改めて感動しました。『パラドックス大全』を読むと、いかに矛盾というものが溢れているか知らされます。言語とは不思議なものです。ゲーデルによれば、完璧な知的体系があると仮定してもそこには必ず矛盾がある、故に完璧な知的体…

規則・道徳・善について考える2

全員規則を破ることは全員規則を守ることでもある。 さて何のための規則だろう。メタ的に考える。 僕が規則を作る側になってみる。 規則の目的を考える。人の役に立つ規則であれば善いことになりそうだ。 しかし、誰かにとって善いことは誰かにとって悪いこ…

規則・道徳・善について考える1

規則を守ることが善にならないケースがある。善とは、ソクラテスの定義に従い、「人の役に立つこと」とする。命を守るAEDの設置は善。正しいといえる。規則を守ることは善。正しくない場合がある。では見ていこう。歩行者用の道路と、自転車用の道路が並列に…

理論と感情

50000円を払うと150000円貰えます。 しかし、払った時より元気が2倍なくなります。平均して人間は何回50000円を払うでしょう?という問いを作る。 もちろん答えは出ない。 感情についてよくわからないからである。さて、この問題に対してどうアプローチをと…

期待値という欺瞞

数学の理論は完璧に見える。 実際完璧かもしれない。 しかし、全体像を理解しなければ理論は機能しない。 それが期待値に当てはまる。期待値が低いから宝くじを買わない。 そんな人は多い。 宝くじは愚者の税金。という名言(迷言?)がある。僕は待った、をし…

中古を買うより新品のほうが安くつく現象について

本当にそんなことが起きてます。メルカリにはお世話になっています。ジュンク堂で本を買い、だいたい読んだら売るのです。4000円の本が3500円で売れたことがありました。新品の場合、読んでいて気持ちが良く、サクサク読めます。 中古の場合、積んどくになる…

何かを達成したら称賛されることについて

今までこの習慣になんとも思わずにいました。 小学生は小学生の基準、中学生には中学生の、なんとなく誉められる基準があったのだと思います。 高校受験合格。英検合格。県大会ベスト4。など。それが「大人」になると実はとても難しくなると思いませんか。結…

思想関数

なんていう学問が出来たら面白いと思います。 人間の行動を変数に表せることができると思います。 もちろんメチャクチャ複雑な計算式になるでしょう。 思想は行動を変える力があります。 その代表がマルクス主義だと思います。 行動心理学なるものがあります…

勉強に行き詰まったら文学が効きます。

深く考えるのは疲れます。哲学書を読むのはとても疲れます。僕もたまに嫌になります。理解できない自分にイライラ。そういう時は離れます。押してだめなら引いてみる(?)

酒税法に学ぶ。改めて規制の意義を問う。

お酒を規制したら結果的にもっと人々は酒にアクセスしました。 という逆説は現代にも当てはまるのでは?蔓延防止という名の規制。規制するだけでは意味がないかもしれない。 心理学者、社会心理学者など、群衆心理に詳しい人は政府に関与していないのだろう…

怒りの源泉。アイデンティティ

怒りを感じるとき。 思うに、怒りを感じたときに人が表れると思うのです。 400円で牛丼を注文したとします。10分かかってもきません。 「なにしとんじゃこら!!」 なかにはキレる人もいるでしょう。でも、ここにその人のアイデンティティなるものが出てくる…

先行する良心

道徳があるから人間が良心的なのか、人間が良心的だから道徳があるのか。後者ではないでしょうか。良心とは何か。 おそらくは道徳とほぼ同じだと思うのですが、良いこと、悪いことで物事を区別ができるのは本能的に備わった人間の良心があるからだと思うので…

平等は万能ではない

僕は平等に関するいくつかの論文を読んだ末に、「平等について考えるのは無意味だ」と思いました。 まず、物理的にどうしようもない不平等が存在します。 どこで生まれるか、どの時代に生まれるか、どこの国に生まれるか、どんな顔で生まれるか・・・・・ 限…

倫理の性質

ひとつとしては、「平等への引力」ではないだろうか。例えばトロッコ問題。 功利主義は最大幸福を達成すべく運命に介入する。 僕は、倫理は運命への介入を選ばないと考える。この場合も、倫理は運命に対して平等を選ぶのではないだろうか。奴隷が何故不道徳…

徳の定義は時代によって変わるか

古代のアテナイには奴隷がたくさんいたとのこと。 むしろ、奴隷か奴隷でないか。 そのくらい奴隷がたくさんいたとのこと。その時代に「奴隷制度を廃止せよ」と叫ぶのは道徳的なのか。例えば今の時代に「死刑制度を廃止せよ」と誰かが日本で叫ぶのは有りうる…

心理学の盲点

おそらく、心理学の発展は脳科学の発展なしには有り得ない。「人間」は○○だ。 果たして、本当にそんな法則があるのだろうか。「傾向性」の話であって、「法則」まではいかないだろう。「人間は権威の前では何でもやってしまう」 本当なのだろうか。疑問であ…

徳≒性格、徳≠才能

徳は勉強で身に付くものだと言う。しかし、よくわからないものが、曖昧な定義の「教育」で成長することによって何が徳でないかを理解することができるらしい。何が○○でないか。この考え方は役に立つ。