はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

読書日記423

ランツ・カフカ『城』のつづきと、

アザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ『私はゼブラ』のつづきを読む。

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カフカの小説は『変身』でも見受けられたように、物凄く描写が細かい。

おそらく1分間の出来事であろうことにも延々と何ページにもわたって語られることもしばしばあるように感じた。

小説の世界に没頭しつつも、どういう気持ちで小説を書いたのか、そういうことにも思いを巡らせる。

 

 

『私はゼブラ』は、詩的で考えさせられることの多い小説だ。

時々詩人や思想家の言葉が引用される。

それを著者が咀嚼し、別の表現で体現する。

すべてのあらゆるテクストは突然変異体だ、という表現にしばらく見入った。

 

 

これからは、午前中は文学に浸る習慣に切り替えたい。

つづく

読書日記422

ザリーン・ヴァンデアフリートオルーミ『私はゼブラ』白水社 (2020年) の再読を始める。

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私のなかで、再読の重要さはいよいよ決定的なものになろうとしている。

今日は50項まで読み進めた。

主人公は師を必要とし、ニューヨークで文学の教授をしているモラレスと出会う。

そのモラレスの口頭試験にあっさりと主人公は受かってみせる。

 

 

モラレスは「読書というものは存在しない。あるのは再読だけだ」と言う。

とにかく再読すること、モラレスはこれを弟子入りの条件として課す。

 

 

本書を読むことによって様々な文学作品の情報も吸収することができる。

部分的に読んだことのある作家もいれば、読んだことのない作家も多数見受けられた。

初めてこの本を読んだときよりも楽しさが増している。

この本を読み終えるには長い時間を費やしたが、今回も違う意味でじっくりと読み進めていきたいと思った。

 

 

つづく

 

プラトン『ラケス』読了

ちらを読み終えた。

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結論としては、勇気は徳から説明することができるが、徳から勇気の全てを説明できない、という帰結至る。

勇気について、ソクラテスらは「忍耐強さ」や「知恵」等と絡めて論じていく。

 

 

知恵が伴わない忍耐強さは勇気ではない、ということは直感的に分かる。

それを「無謀」と人は呼ぶ。

しかしながら、行動を伴わない勇気もない。

知恵が備わっているならば、必然的に結果もついてくる。

そういう場合に、人はそのような人を「勇気ある者」と呼ぶことができる。

 

 

しかしながら、勇気とは知恵のことではない。

ソクラテスは「同一性」の観点から説明していくが、本書を読み終えたあとに私は頭が混乱してきた。

 

 

最後はラケスらは「我々も学ばなければならない」と、意見が一致する。

本書は薄いので、もう一度読み直したい。

 

 

つづく

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関連図書

プラトン『国家』

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