はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

読書日記1185

読んだ本 ブライアン・ヘイズ『ベッドルームで群論を:数学的思考の愉しみ方』みすず書房 (2010) 執行草舟『現代の考察』PHP研究所 (2019) リチャード・ドーキンス『魂に息づく科学:ドーキンスの反ポピュリズム宣言』早川書房 (2018) ーーーーーーーーーー…

読書日記1184

読んだ本 マーティン・ガードナー『ガードナーの不思議な最終講義』青土社 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 100/89、10000/9899、1000000/998999のように、分子に2つゼロを増やして分母の両端…

読書日記1183

読んだ本 ドミニク・チェン『未来をつくる言葉:わかりあえなさをつなぐために』新潮文庫 (2022) その他数冊 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今日もノートのほうにはいくつか引用を写したり、思った…

読書日記1182

じ読んだ本 松岡正剛『文明の奥と底 千夜千冊エディション』角川ソフィア文庫 (2018) 執行草舟『現代の考察』PHP研究所 (2019) マーク・トウェイン『人間とは何か』岩波文庫 (1973) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーー…

読書日記1181

読んだ本 マーク・トウェイン『人間とは何か』岩波文庫 (1973) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 老人は人間が機械と同じだと青年に語りかける。 人間の心、行動、思考はどこまでも「外部の力」の作用…

阿部恭子『高学歴難民』講談社現代新書 (2023) 読了

阿部恭子『高学歴難民』講談社現代新書 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 今月の新書は学歴に関するものと発達障害に関するものが多い。 ・『高学歴難民』講談社現代新書 ・『ルポ 高学歴発達障…

読書日記1180

読んだ本 執行草舟『現代の考察』PHP研究所 (2019) スーザン・A・ハンデルマン『救済の解釈学ーベンヤミン、ショーレム、レヴィナス』法政大学出版局 (2005) 梅棹忠夫『文明の生態史観 改版』中公文庫 (1998) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog…

読書日記1179

読んだ本 梅棹忠夫『文明の生態史観 改版』中公文庫 (1998) リチャード・ドーキンス『魂に息づく科学:ドーキンスの反ポピュリズム宣言』早川書房 (2018) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1178

読んだ本 リチャード・ドーキンス『魂に息づく科学:ドーキンスの反ポピュリズム宣言』早川書房 (2018) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 リチャード・ドー…

読書日記1177

読んだ本 小室直樹『数学嫌いな人のための数学』東洋経済新報社 (2001) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 ソクラテスがよくやる論破の仕方に背理法というものがある。 背理法のおかげで非ユークリッド幾…

読書日記1176

読んだ本 藤田直哉『虚構内存在:筒井康隆と<新しい《生》の次元>』作品社 (2013) 須藤孝也『人間になるということ:キルケゴールから現代へ』以文社 (2021) 吉田健一『文学の楽しみ』講談社学芸文庫 (2010) ローレンス・ヴェヌティ『翻訳のスキャンダル:…

読書日記1175

読んだ本 橋本努『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』筑摩選書 (2021) マーサ・C.ヌスバウム『経済成長がすべてか?:デモクラシーが人文学を必要とする理由』岩波書店 (2013) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1174

読んだ本 ローレンス・ヴェヌティ『翻訳のスキャンダル:差異の倫理にむけて』フィルムアート社 (2022) マーサ・C.ヌスバウム『経済成長がすべてか?:デモクラシーが人文学を必要とする理由』岩波書店 (2013) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) ー…

筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) 読了

筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 読点がない。改行がない。雑念なのか妄想なのか幻覚なのか夢なのか分からない思考の断片が永遠に連鎖してく。筒井氏の小説に読…

読書日記1173

読んだ本 筒井康隆『小説のゆくえ』中公文庫 (2006) 筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) カント『判断力批判 (上) 』岩波文庫 (1964) 須藤孝也『人間になるということ』 つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1172

読んだ本 須藤孝也『人間になるということ:キルケゴールから現代へ』以文社 (2021) カント『判断力批判 (上) 』光文社古典新訳文庫 (2023) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) 筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) ーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1171

読んだ本 斎藤孝『古典力』岩波新書 (2012) 仲正昌樹『現代哲学の最前線』NHK新書 (2020) 若尾裕『サステナブル・ミュージック:これからの持続可能な音楽のあり方』アルテスパブリッシング (2017) 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) つづきを読み…

読書日記1170

読んだ本 池田晶子『無敵のソクラテス』新潮社 (2010) カント『判断力批判 (上) 』光文社古典新訳文庫 (2023) 筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) 仲正昌樹『現代哲学の最前線』NHK新書 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1169

読んだ本 マーサ・C.ヌスバウム『経済成長がすべてか?:デモクラシーが人文学を必要とする理由』岩波書店 (2013) 筒井康隆『虚人たち』中公文庫 (1984) カント『判断力批判 (上) 』岩波文庫 (1964) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1168

読んだ本 熊野純彦『カント 美と倫理のはざまで』講談社 (2017) 今井勉/中村俊直 編訳『ヴァレリー集成Ⅴ:<芸術>の肖像』筑摩書房 (2012) カント『判断力批判 (上) 』岩波文庫 (1964) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーー…

読書日記1167

読んだ本 カント『判断力批判 (上) 』光文社古典新訳文庫 (2023) ロドルフ・ガシェ『読むことのワイルド・カード:ポール・ド・マンについて』月曜社 (2021) 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.c…

読書日記1166

読んだ本 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) 國分功一郎『目的への抵抗』新潮新書 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『格差という虚構』を再読。 概ねマイケル・サンデル氏と同じよ…

カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫 (2012) 読了

カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫 (2012) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 編集者の駒井さんは難解なカントをできるだけ一般向けに読めるように翻訳者の中山さんにお願いした。中…

読書日記1165

読んだ本 アラスデア・マッキンタイア『依存的な理性的動物:ヒトにはなぜ徳が必要か』法政大学出版局 (2018) カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫 (2012) つづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1164

読んだ本 カント『道徳形而上学の基礎づけ』光文社古典新訳文庫 (2012) 松岡亮二/髙橋史子/中村高康『東大生、教育格差を学ぶ』光文社新書 (2023) 小坂井敏晶『格差という虚構』ちくま新書 (2021) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1163

読んだ本 カント『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』光文社古典新訳文庫 (2006) 加藤典洋『僕が批評家になったわけ』岩波現代文庫 (2020) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『実力も運のうち』を…

マイケル・サンデル『実力も運のうち?能力主義は正義か?』ハヤカワ文庫 (2023) 読了

マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』ハヤカワ文庫 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 感想 本書を要約したサイトはいくらでもあると思ったので自分が思ったこと、感じたこと、読ん…

読書日記1162

読んだ本 片上平二郎『アドルノという「社会学者」ー社会の分光と錯乱する思考ー』晃洋書房 (2018) マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』ハヤカワ文庫 (2023) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

読書日記1161

読んだ本 アラン・マバンク『アフリカ文学講義:植民地文学から世界ー文学へ』みすず書房 (2022) マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』ハヤカワ文庫 (2023) シュテファン・ミュラー=ドーム『アドルノ伝』作品社 (2007) つづきを読み進…

読書日記1160

読んだ本 シュテファン・ミュラー=ドーム『アドルノ伝』作品社 (2007) アラン・マバンク『アフリカ文学講義:植民地文学から世界ー文学へ』みすず書房 (2022) マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』ハヤカワ文庫 (2023) つづきを読み進…