はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2020-01-01から1年間の記事一覧

哲学に溺れている僕でも、たまにはパリピになりたい。

善とは何か。 正義とは何か。 どう生きるべきか。 何をすべきか。 僕はこんな問いばかりして生きているわけではない。 僕も普通の人間。 結局今日テレビは見ませんでしたが。 僕はアメリカの、真のパリピに囲まれてみたいという欲求があります。 必死で英語…

世界は数学でできているという本のタイトルに違和感あり

正しくは、「世界は数学という名のレンズである程度観れる」ではないだろうか。 数学を発展させたのは人間。 でも世界は数学でできているというのは、少し傲慢な感じがする。 勝手な決め付け。 自然を超えたい気持ちはわかる。 ただ、自分も自然の一部という…

"努力して努力する。これは真のよいものではない。努力を忘れて努力する。これが真のよいものである。" 幸田露伴『努力論』を読んで

僕が散々書いてきた努力論はやはり古典とも一致しました。 努力という行為に「苦痛」がセットでついてくるのはおかしいに決まっているのです。 「努力しろ」 何回言われたことか。そして、報われない。不条理。 要するに、学校の教育のせいか知りませんが、…

「なんか最近つらいな」と思ったときに確認すべきこと

僕は認知行動療法のプログラムにおいて、「日常活動記録表」というものを書いています。 端的にいえば、日記のようなもので、体調のこと、その日なにをしたかを書くだけです。 僕のパターンでは、不調は2週間の周期でやってくるということがわかっています。…

けちけちしていると人生は味気ないものとなる

これは僕の考えです。 無目的でお金の倹約に勤しむ人に対して、僕は(?)です。 もちろん、人の自由なのですが、間違いなく死ぬまで質素な生活になります。それって楽しいですか?くらいは言わせて下さい。 古典には倹約生活を擁護するものが多い印象があり…

僕が問いにこだわる理由。

極端にいえば、スマホは問いによって誕生したと言えます。 医学も問いによって誕生したと言えます。 一時、嫌悪していた数学も、問いの連続です。 それほど、問いは強力なのです。 ペンは剣より強し。 問いはペンより草なぎ強し。 これが僕の信念です。 心理…

僕が今年実践したモチベーションの上げ方。

「しんどい」「やる気がない」 こういう日って必ずありますよね。でも、僕は以前記事に書きました。 行動が感情を決めます。 ちなみに認知行動療法では、モチベーションをあげることを「行動活性化」といいます。 裏を返せば、行動によってしかモチベーショ…

こんな僕でも野球をします。今日は130kmをパコパコ打ってきました。

僕の近くにあるバッティングセンターは年中無休です。 有難い限りです。 僕は動体視力を維持したいため、定期的にバッティングセンターへ行きます。そして必ず施設内の最速の打席にしか立ちません。 こう見えて動体視力には自信があります。これが証拠でござ…

「○○が9割」という本が多いですね。いっそ、「ビジネスは小手先が9割」という本を書けばいいのでは。

僕の知る限りでは、ああいう類の本を読んでいるタワマン組はいないですね。 意外と書斎はシンプルだったりします。 そして、本当に仕事のできそうな人はああいうコーナーにはまずいないですよね。 「そんなの当たり前のように知っている。くだらん。」が内心…

日本の大学生はあまり本を読まない。これはどう考えても社会の責任。

理由:学歴で就職先が決まるから。大学で人生の半分は決まってしまうから。 これは日本の文化の問題では。 ・大学でめちゃくちゃ学んだけど3流大 ・大学で遊んだけど1流大 残念ながら、企業は後者を選ぶだろう。これが日本の現状。 つまり、読書をする動機付…

難しい本でもとりあえず100ページ頑張って読めば何か掴める。『ゲーデル、エッシャー、バッハ』を読んで

ゲーデルのことを少し知れた時、この本のタイトルに引っかかった。 「あれ、この本はゲーデルと書いてあるじゃないか。何の本だ?」 認知科学の棚に置いてある。これは面白そうだ。今、認知科学は熱い。購入。 今日頑張って100ページは読んでみた。 すると、…

何故人を殺してはいけないのか。哲学者の考えを1年間みつめた結果。

池田晶子さんは、 「人を殺してはいけないということを、実は問いを立てている時点で既に知っているから」 「その問いこそが答えだ」 と答えた。 他の人は、 「秩序が乱れる」「法で禁止されている」「かわいそうだから」 道徳的なことを考えるだろう。 そし…

欲求不満の正体。強力な幻想・妄想。

「目を閉じて」 「へ?」 気になってた可愛い女の子が前にせまってきた。ドキドキ。 「いーからはやく」 「わかったよ」 ちゅっ。 「キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 「たまらんち会長大騒ぎーーーーーーー…

意味のないことを考える意味。結論あり。読了目安:約3~5分。

さて。 「意味のないこと」 とは何か。 ことを「行為」とする。 命題「意味のない行為は存在する。」 例えば、1万円札をくちゃくちゃにして池に投げる。 「諭吉のバカヤローーーーーーー!!」 それでも、お金を捨てること=無意味であるとは言えないような…

「なんかしんどい」、でも体調は良い。僕は、欲求不満のせいだと仮定する。

マズローの心理学は良い点をついていると思います。 また、心理学にあまり詳しくない方にこれだけはお伝えさせて下さい。 心理学に関わる学者はヴント、フロイト、ラカン、アドラー、フランクリン、マズローなどなど、 いろいろな方がいました。 僕はその中…

身体と精神は一体。これは最新の科学の見解。それはわかった。じゃあ「精神が健康」とは何によってわかるのか。

血液検査。 MRI。 レントゲン。 などなど。 そこからわかるのは「身体」のステータス。 「あなたは健康 (身体のほうは) です。」 それはわかった。 でも待ってください。 「精神」は何故置き去りに? 身体と心は一体だというのは現代哲学も、精神医学も認め…

ポイティブ日記11

1. 今日も読書に勤しめた →継続は力なり。 2. ジュンク堂で葛藤の末、認知科学の本を購入。 →外れ本に興味は持てなかった。裏を返せば、難しい本にチャレンジしたいという向上心がある。 3. 今日も生きた。 →死なないが一番。 コメントありがとうございます…

哲学に興味を持てない方に「抜き打ちテストのパラドックス」を紹介したい。

ルール1.テストは月~金の1日だけ行う。 ルール2.テストはその日にならなければ行うかどうかは分からない。 さて。あなたはいつ勉強をするべきか。 月? 火? 水? 木?? 否。 テストはできないのである。 説明をしたい。 木曜日当日。テストはやならな…

真理はないと仮定する。

年を取ると頭がどんどん固くなっていくそうだ。 経験から。実務から。失敗から。挫折から。 「真理」と勝手に決め付けて、それを軸に、行動を取る。意見を言う。 「常識は疑え」 お偉い人はそう言いながら、自分を疑わないのでは。 僕は常に自分を疑うべきだ…

柔らかいは強い。硬いは弱い。

赤ちゃんは柔らかいのである程度の高さから落ちても死なないという説がある。 柔軟な思考。 柔軟な判断。 柔らかいという言葉にはポジティブなものを感じる。 実際、柔らかい人はスポーツに強い。 硬い人。 頭の固い人。 頑固な人。 身体の硬い人はケガをし…

概念と差異のお話。

ドゥルーズという偉大な哲学者がいた。 彼は新しい概念を創り出して世の中を考えてみようと試みた哲学者である。 しかしまたしても差異の罠にはまらないか。 結局のところ、ある概念も、別の概念との差異によって決まるのでは。 まるであり地獄のようだ。 概…

相対的な恋愛。絶対的な恋愛。

前者は利己的。 後者は利他的。 という仮説を僕は立てる。 利己、利他。相対、絶対。 言葉は環で繋がっている。 自然と言語。 哲学者を悩ませているのは、自然と言語の関係性についてだ。 だから真理関数なんて言葉が生まれたんだろうなと思う。 言語は「差…

「差異」でほとんど説明がつく。

シニフィアンとシニフィエの話は僕にとって強烈であった。 その後も僕はあらゆることに「差異」という概念を当てはめて考えてきた。 善と悪は差異で決まる。 人のアイデンティティも差異で決まる。 そもそも、「相対的」とは差異のことだ。 それほど「差異」…

本日は本の聖地、神保町に行って参りました。

御茶ノ水から徒歩10分。 神保町に着きました。 コロナで古本屋が潰れると思っていたのですが、なんとかやっていたのでよかったです。 哲学書の量が半端ありませんでした。ヤバイヤバイ。感動。4冊ほど購入。 続いて三省堂本店に行って参りました。 ジャック…

高次な問いを作るには小さな問いを1000個作るしかない。

高次な問いとは少し考えただけでは絶対に出せない、高水準の問いのことである。 僕は、最近感づいてきたのだが、高水準の問いを立てるにはアウトプットを数千と重ねなければ生まれないということだ。 そのため、僕は普通の問いでもとりあえず記事にして考え…

人と違うことをするという罠。

これは自戒としての記事でもある。 人と違うこと。 それはただの相対的な話に過ぎない。 人は何をしないのか、それを理解するには人と比べる必要がある。 人と違うことをする。 それは絶対的なことでなければならない。 おそらく、とてつもなくリスキーで冒…

キャリア・コンサルティングという謎。

自分の職業について、他人からアドバイスをもらう。 うーむ。 何か腑に落ちない。 自分の将来を自分の頭で考えられない人がうまくいくとは思えない。 いくらプロに頼むとはいえ、相手の助言に人生を左右されるなんて、そんな無様なことがあるのか。 うーむ。…

僕は本と結婚します。

お題「#買って良かった2020 」 本。 本はともだち。 本はせんせい。 本はこいびと。 本はあいじん。草 本はししょう。 本はこしょう。 本はいしょう。 本はきしょう。 本。 2020年はとにかく本でした。

「本が2000冊ほどあります。」引っ越し屋さん「・・・」

いや、これは冗談でもなく、わりとリアルな話になってきた。 僕のようなディレッタント(素人で文学・芸術を好む人)ですら1000冊ほど所有している。上には上がいる。 1万冊所有している人はかなりいると見た。 某ブロガーも数千冊書斎にあるとのこと。 これ…

僕の会話相手はほぼ全員、いわゆる成功者・経営者・学者・医者・作家。

本を読むことは会話とほぼ同じだと考える。 本の文章は、ある程度は編集者やライターが代筆しているのは知っている。 ただ、それでも意見までは刷りかえられることはないだろう。 僕は同年代の人とはほとんど話さない。 人生の先輩と話したほうがためになる…