マズローの心理学は良い点をついていると思います。
また、心理学にあまり詳しくない方にこれだけはお伝えさせて下さい。
心理学に関わる学者はヴント、フロイト、ラカン、アドラー、フランクリン、マズローなどなど、
いろいろな方がいました。
僕はその中で、今回はマズローについて語ります。『マズローの心理学』より
何故か。
彼の特徴として、分析対象を健康な人にも広げたからです。
※フロイトさんは統合失調の方や神経症の方を対象としていました。
本題です。
僕は「しんどい(精神的な意味で)」の正体は欲求不満にある、と仮定します。
何故か。
人は生理に関する欲求 (睡眠・食事) を満たすと、次は安全、次は社会とのつながり、というふうに高次な欲求へと向かいます。
つまり、欲求に終わりはないと考えて良いとおもいます。
欲求が満たされた瞬間に次の欲求が現れる。そういうイメージです。
「しんどい」という時、何かの欲求が隠れていると思うのです。
しかし。ここで問題発生。
「じゃあ、しんどくない時は欲求がないと言えないか?」
そう考えることができてしまいます。
それではこういう考えはどうでしょう。
「気分が良い」とは、
欲求Aが満たされた。次は欲求Bが待っている。ただ、Aの満たされた幸福感がBの欲求不満感を越えている。
A達成の幸福感<Bの欲求不満
こうなった瞬間に「しんどい」となるのでは?
この解釈であれば「しんどい」と欲求不満の説明がある程度いくように思います。
もっと精度を上げた考察をまた記事にしたいと思います。
何事も仮説から始まると僕は考えます。本を読むだけでなく、アウトプットしながら自分なりに、いろいろ考えてみます。