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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-05-05から1日間の記事一覧

たまには本音で本について語る

最近は専ら政治や思想に関する本を読んでいる。 何故か。 危機感を感じるからである。 大げさかもしれない。 コロナが発生してから散々だった。 職場は今まで以上に張り詰め、パワハラも横行。 休職の果てに退職。 「科学的」という言葉に初めて疑いを持った…

核について

核を持つべきであるという論調が少しずつ増えていないだろうか。 今日、新書コーナーを立ち読みした。 たしか、新潮社の新書だっただろうか。 『核兵器について、本音で話そう』 勿論、断片的にしか読んでいないので批判はできない。 ただ、核兵器を肯定して…

読書日記369

斎藤環/与那覇潤『心を病んだらいけないの?うつ病社会の処方箋』新潮社 (2020年) を読む。 最近は斎藤氏と与那覇氏の本をいろいろと読んた。 nainaiteiyan.hatenablog.com 与那覇潤『知性は死なない:平成の鬱をこえて』 nainaiteiyan.hatenablog.com そし…

読書日記368

秋嶋亮『続・ニホンという滅び行く国に生まれた若い君たちへ-16歳から始める思考者になるための社会学』白馬社 (2019年) を読む。 旧名・響堂雪乃による続編である。 nainaiteiyan.hatenablog.com 本書は端的に、「なるほど」と思わせる。 点と点が結ばれる…

読書日記367

岡本太郎『原色の呪文』講談社学芸文庫 (2016年) を読む。 近代芸術やモダンアートを批評する。 岡本太郎による芸術論である。 冒頭には岡本太郎が書いた詩も掲載されている。 妙になっとくする詩があった。 夜は濃く甘いが、朝は夜よりももっと暗い。 私は…

読書日記366

三木清『読書と人生』のつづきを読む。 nainaiteiyan.hatenablog.com 哲学書をどう学ぶべきか、という章では哲学史の類いを読むべきではなく、一流の哲学者による本を読むべきであると三木氏は述べる。 教科書のように事実だけが書かれているものに精神性は…

読書日記365

小林康夫/石田英敬/松浦寿輝『フーコー・ガイドブック』ちくま学芸文庫 (2006年) を読む。 フーコーは個人的に、今注目している哲学・思想家である。 フーコーの分析対象は多岐にわたる。 本書によれば、フーコーが本を出すたびに事件となったとされる。 何…

読書日記364

松岡正剛『フラジャイル』ちくま学芸文庫 (2005年) を読む。 フラジャイルとは英語の [ fragile ] に相当するものであり、「弱い」「壊れやすい」といった意味を持つ。 松岡氏いわく、弱さに隠れている何かに興味を抱く時期があった。 世の中は「強さ」に焦…