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考えるヒント24

無気力にどう立ち向かうか

心理学では「学習性無力感」と言われる。

厄介なのは、ただ無気力ではなく、回復の見込みが少ないということ。

 

 

 

小手先の理論は通用しにくいと僕は考える。

うつ病の再発率が約50%の現状がある。

リワークという、復職プログラムにおいても、出戻りの方が数名いた。

 

 

医師が復職の為に診断書を書けるようになる状態では、持続的な労働はまだ難しい、と言われる。

ある意味、「学習性無力感の罠」のような状態から抜けきっていないとも考えられる。

 

 

 

例えば、鬱は「沈殿物」として考えてみる。

それは底にくっついている可能性もある。

撹拌するだけでは取り除けないかもしれない。

であるならば、

・全体の温度を上げる

・別の液体を入れてみる

・長時間放置してみる

・沈殿物を削る

などの措置を考えねばならない。

 

 

人生を豊かにするためには「学習性無力感」を放置できない。

動物は植物と違い、移動する。

定住と停止は違う。

 

 

ヒントは様々な場所に隠れている。

つづく