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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-02-21から1日間の記事一覧

読書日記141

中島義道『差別感情の哲学』講談社学術文庫を読む。 差別について其の四 nainaiteiyan.hatenablog.com 導入部分を読む。 「悪のない世界はつまらない」 という主旨が書かれている。 要するに、DRAGON BALLでいうならば、悪役がいないと映画が成立しないので…

缶チューハイと貧困の哲学。「希望回路」及び「拡大ー構築理論」による希望的省察。

参考文献:小林正弥『ポジティブ心理学 科学的メンタルウェルネス入門』講談社選書メチエ(2021年) 幸福度というものがコロナ禍以降にわりと重要になってくるのではないか、というのが僕の見立てである。理由としては以下が挙げられる。 ・先行きの見えない漠…

読書日記140

岸田秀『続ものぐさ精神分析』中公文庫 竹村和子『愛について アイデンティティと欲望の政治学』岩波現代文庫 を読みながら差別について再び考える。 nainaiteiyan.hatenablog.com 岸田氏の価値の項目を読むと、差別の性質がみえてくる。 価値を突き詰めると…

省察2

差別についてその2 nainaiteiyan.hatenablog.com 公私について考える。 差別が問題になるのはほぼ「公」においてではないだろうか。 それはある意味当たり前で、言ってはいけないことを公で言ってしまうから問題になる。 一昨日あたりに170cm以下問題が起き…

省察

差別はいかにして生まれるか、という問いの前に、差別の性質について考えることが優先されるべきだと思われる。 そもそも差別とはなにか。 どのようなものと等置することが可能か。 差別のない状態は何と倒置され得るか。 そもそも「差」なのだから、変数が…

読書日記139

つづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 人間を理解するには「差別」について理解しなければならない。 換言すれば、差別について多角的に分析すれば、日々の活動や仕事が資本主義に包まれるなか、自由主義が「身体化」された人間の性質をおおま…

読書日記138

カント『プロレゴメナ』岩波文庫を読む。 立花隆氏が『純粋理性批判』よりこちらを読むべし、ということで読むことにした。 今日は「分析的判断」と「総合的判断」の違いを理解した。 分析的判断はア・プリオリ(先天的)のみによって判定する判断を指し、総合…