細分化は表面積を増大させる
物事をどれだけ捉えられているのかを、幾何学的に考えてみる。
見えている部分、分かっている部分を「面積の総量」として考えてみる。
問題解決能力は、人間が持つ認知能力において、最も高度で複雑なものとされる。
「人間力 ≒ 問題解決能力」
と言えなくもないのではないだろうか。
物事は可能な限り、全体を可視化できるほうがよい。
つまりは、面積は多ければ多いほどよい。
細分化とは表面積の増大を意味する。
例えば、アイスコーヒーの氷は粒が小さければ当然、冷える速度が速くなる。
液体の温度がどれだけのスピードで下がるのかは、氷の表面積に依存する。
問題解決も同じである。
何事も細分化して表面積を増やすことでアプローチの仕方が増える。
つづく