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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

2022-01-22から1日間の記事一覧

一週間のまとめ2022 0122

今週も引き続き、健康的に過ごせて感無量です。 改めて思うのは、認知行動療法のおかげで大半のストレスをうまくかわすことができていると感じています。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiya…

贈与と幸福

本書によれば、20ドルを自分で何かに使った被験者よりも、20ドルを寄付した被験者のほうが幸福度が高いことが実験で示された。 nainaiteiyan.hatenablog.com 本書のなかでさらりと触れられていたが、これはかなり重要なトピックではないだろうか。 近年では…

公理の功罪

古典経済は、人間は常に合理的に経済活動を行うことを想定していた。 ところが「常に」どころか、本人は合理的と思いながらも、実際はそうはならない事例が多いことものちに判明する。 公理の設定を見誤ると正しく理論が機能しない。 物理学では、ニュートン…

アウトプットして自己矛盾にひとつ気づく

こちらを書いて思った。 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com 競争が世の中の弱者を苦しめている、というのはイメージとしては成り立つのかもしれない。 ただ、前述した通り、世の中がどこまで競争というピースで埋め込まれているのか…

読書日記51

こちらのつづきを読み進める。 nainaiteiyan.hatenablog.com 本書の骨格がハッキリ見えた。 それは、競争によって「個」の特性が見えてくるということであった。 本書ではピース又吉氏の『火花』が紹介された。 漫才は激しい競争のなかで磨かれていくのであ…

自己矛盾に気付く方法

僕は「競争」「能力主義」「資本主義」を嫌う。 とはいえ、今ある豊かな社会がこれらの要素のみによって作られたのは間違いない。 しかし、これからも必要なのか、というのは多少議論されるべきだ。 豊かな社会にもかかわらず、相変わらず自殺してしまう方が…

考えるヒント35

結論のない断章、まとまりに欠けるが書き残しておきたいと思った文章をこのカテゴリーに納めていく。 客観的に記述可能な主観について ある人物の幸福度を測るとする。 心理学では、こういう場合、質問項目を複数設定し、点数化することで定量的に、かつ統計…

交換価値低下に伴う消費財におけるリスクヘッジの検討

タイトルをやや誇張して、アカデミックのように見せかけてしまった。 しかしながら、内容は非常に日常的でありふれた事例を扱う。 この記事が生まれたきっかけは、メルカリの取引を通じてあるアイデアが浮かんだためである。 買い物をより合理的に、かつクレ…

三浦瑠麗『日本の分断 私たちの民主主義の未来について』文春新書(2021年)読了

こちらのつづきを読み進めた。 nainaiteiyan.hatenablog.com この本は薄いものの、多角的かつ抽象度が高く、後半では議論が錯綜状態にも見えるほど、やや難解な本であった。 それでもなんとか重要な部分だけは汲み取れたように思う。 日本は先進国のなかでも…

夢の謎

夢には参加型と鑑賞型があるようにみえる。 参加型とは、今自分が思っていることを愚痴ったり意見を出すような言語のある夢だ。 それとは別の鑑賞型もあるようにみえる。 昔の懐かしい人物が出てきたり、昔の失敗が夢の中で再現されるような夢。 トラウマテ…