僕は「競争」「能力主義」「資本主義」を嫌う。
とはいえ、今ある豊かな社会がこれらの要素のみによって作られたのは間違いない。
しかし、これからも必要なのか、というのは多少議論されるべきだ。
豊かな社会にもかかわらず、相変わらず自殺してしまう方がいる。
格差が拡大している。
承認欲求が満たされない人がいる。
恋愛も格差がはびこっている。
飢餓のない時代であるにもかかわらず。
僕は自分の意見が正しいとは思えない。
必ず矛盾がある。しかし気付けない。
盲点のようなものだ。
だから他人の視点が必要で、本を読む。感想を書く。この繰り返しで生きている。
この時代の価値観と折り合いをつけるのは、僕には難しすぎる。
僕は不器用である。
しかし、そんな僕だからこそ、マイノリティ側のエネルギー、力を示したい。
これも承認欲求なのだろう。
つづく