はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2021-11-22から1日間の記事一覧

最近、本屋で思うこと

特に、専門書コーナーで顕著なのは、分断に関する本、フェミニズムに関する本、格差を嘆く本が増えたことだ。 明らかに増えている。めちゃくちゃ増えている。(あくまで個人の感想) 僕は中立的に物事を見ていきたいので、嫌な感じがする本も読む。 視野を広げ…

考えるヒント30

本質主義・多層構造・パイの実 僕は「物事の本質」という言葉をこのブログで頻繁に使ってしまった。 「本質主義」という鋳型があるらしい。 その対極にあるのが「文脈主義」であるとのこと。 参考文献:Robert Stecker 『分析美学入門』勁草書房 2013年 本質…

ナッジと合理的な行動について語る

ナッジ [ nudge ] とは行動経済学の用語で、端的に言えば「望ましい選択を選んでもらうために後押しすること」である。 しかしナッジを巡って人々は対立するーーー。 肥満にたいして、制度的なアプローチでの改善を目指すか、それとも自由を尊重し、そのまま…

ヘーゲル『実践哲学』の導入部分から

こちらのつづき nainaiteiyan.hatenablog.com 前回は『人倫の体系』と『精神現象学』との関係性についてまとめた。 ヘーゲルはイェーナ期においてフィヒテ、ホッブズ、シェリングの哲学から吸収しつつ独自に解釈し直す方法で、1807年に『精神現象学』を発表…