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読書日記452

ーチェ『ツァラトゥストラかく語り』のつづきと、

『悦ばしき知恵』のつづきを読む。

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悦ばしき知恵のほうは読みづらい。

眠気と戦いながらも本書に書かれていたこと、とくに今日はニーチェが言う「徳」の性質を私は理解した。

端的にいえばニーチェは、徳が社会の発展のための道具として存在していると踏んでいた。

そしてデヴィッド・グレーバー『負債論』において、ニーチェが重要だとされていた理由も部分的には理解できた。

グレーバーは、部分的には道徳によって「ブルシット・ジョブ」が発生すると見ていた。

nainaiteiyan.hatenablog.com

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徳は倫理と道徳に分かれる。

池田晶子氏の考えに沿えば、マクロは道徳でミクロは倫理。

ニーチェは社会と徳の関係性について述べているので、ニーチェのいう徳は道徳であると考えられる。

 

 

 

言葉は別の言葉によって説明される。

円環構造を成していて、単語の意味はまた別の単語によって定義される。

本もそうではないだろうか。

一冊の本の意味はまた別の本によって説明される。

 

 

 

今回はニーチェとデヴィッド・グレーバーの接合部をこの目で確認することができた。

収穫のある朝であった。

 

 

つづく