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読書日記453

ラトン『法律 (上) 』岩波文庫 (1993年) を読む。

後期プラトンの長編とされる。

『国家』おいては、プラトンは理念を述べるにとどまっていた。

今回は具体的に制度全般を議論するものとなっている。『国家』の続編と受け止めることができる。

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本書ではメインの語り手が「アテナイからの客人」となっているが、以下プラトンとする。

 

 

70ページほど読み進めた。

プラトンは「徳」を二種類に分けた。

人間的な徳、神的な徳。

前者は後者に依存するとした。

 

 

人間的な徳は、

1. 健康

2 .美しさ

3. 競争における強さ

4. 富

神的な徳は、

1. 思慮

2. 知性の伴った節度ある状態

3. 勇気の伴った正義

4. 勇気

とした。

 

 

飲酒は善いか悪いか、を巡って議論が始まる。

その答え合わせの為にプラトンは「教育」を問い始めた。

教育について考える際に、プラトンは支配する者、支配される者に分け、支配する者、つまり統治する人間には教育が必要とし、支配される人間、つまり職人には教育は要らないという部分まで読むことができた。

 

 

今日の社会からすれば差別的な表現があるが、本の筋に沿ってまとめていきたい。

 

 

 

つづく