はてなブログ大学文学部読書研究科

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読書日記36

ルマン『スミス・マルクスケインズみすず書房2020年の続きを読む。

今日はアダムスミスの思想を学ぶ。

スミスは完全な自由競争を目指した訳ではなく、国家を食い物にする特権階級が諸悪の根元であるという考えをもっていたとのこと。

当時のイングランドは、年収の上位15パーセントの人間にのみ投票権が与えられ、立候補できるのはさらに収入の高い者のみであったと書いてあった。

 

 

議員の大半は商人が占め、彼らに都合の良い法律をつくろうとしている状況があり、スミスは独占的な商いが何の役にも立たないことを示した。

 

 

そんなスミスも、水とダイヤモンドの価格が大きくずれることを立証できなかったという。

スミスはとりあえず価格を二種類に分けた。

労働量で価格が決まる「自然価格」と市場で決まる「名目価格(=市場価格)」。

しかし立証が弱いと著者は指摘する。

 

 

基礎中の基礎かもしれないが、僕は今後も読み進める。

 

 

小川淳也『本当に君は総理大臣になれないのか』講談社新書2021年を読む。

将来的に消費税を25パーセントにする、そしてベーシックインカムを導入するという部分まで読み進めた。

改めて政治には答えがないと感じる。

そして、最悪の場合、失敗すれば国民に死者が出るかもしれない重要な任務を任されていると感じる。

 

 

 

各分野の専門家の意見をまとめる力というのは、おそらく直感力が必要とされる。

経済学者がサブプライムローン問題を阻止できなかったように、必ず理論には穴がある。

それを見抜く力、各分野の最先端の理論を統合させ最適解を導き出す論理力。

並大抵の仕事ではないことがわかる。

つづく