人生は草!

読書と哲学。大学院入試日記

オーソモレキュラーの怪しさ。栄養が全てではない。

科学者は何故自分の分野に執着をするのだろう。
実績が欲しいからでは?
心に良くない食品、赤ワイン。
これには失笑してしまった。
真面目に突っ込むならば、栄養素は原子、食品は分子、分子が大量に集まった物体は食習慣と言える。オーソモレキュラーは食習慣と健康について、さらに言えば生物学的、心理学的、社会学的、あらゆる視点での相互性が吟味されていない。研究が浅い。足りない。結論付けるのは100年早い。
f:id:nainaiteiyan:20210723175453p:plain
短期的な快楽が長期的にどう作用するかが検証されていないと思われる。
そして、それを検証する統計学にも疑問。快楽については主観性が強いからである。
統計学の不完全性についてもポパーの『批判的合理主義』で述べられている。
f:id:nainaiteiyan:20210723182459p:plain
統計で分かることが真理であるとは断言できない。
何が最強の栄養療法だ、と思ってしまう。
学問さんたち、みんな仲良く手を繋ぎましょう、そう思う。
それに関してはこちらで述べた。
nainaiteiyan.hatenablog.com

何事も、偏りはよくない。
バランス良く食べたい。


時には栄養学を食べ、精神医学を食べ、心理学、生理学、生物学を食べる。

バランス良く食べることが寛容である。

そういうわけで、僕は実力主義の世界を批判したいのである。
何故ならば、利益の追求が先行する社会の力学に偏りを感じるからである。
その偏りの典型が、日本の精神論であり、心理を軽視した今の同調圧力であると言える。

実力主義と正義については、公共哲学者マイケルサンデル氏が有名であるが、僕は、人生観としては『夜と霧』のフランクルを支持したい。
f:id:nainaiteiyan:20210723182519p:plain