はてなブログ大学文学部読書研究科

読書と哲学がメインです(毎日更新)

2022-04-01から1日間の記事一覧

60点でも良いから書く

ブログで何を書いたらいいのか分からなかったり、書いても出来がいまいちで途中でやめたりする人がいるみたいである。 勿論、僕もそういう時期を経験してきたので気持ちが全く分からないわけではない。 ただ、思うところが一点ある。 そもそも、文章力という…

男性向け恋愛本の減少傾向について

2010年前後には水野敬也氏の『LOVE理論』等を筆頭に、様々な本が出版された。 恋愛工学なるものも一時は流行していた。 ところが近年、男性向けの「モテ本」が減少している。(感覚知なので誤りがあれば訂正したい) さて、この状況の裏の裏の裏を勘ぐるのが僕…

健康格差と効用について

日本は寿命がとにかく長い。 健康について、考えるべきことはある。 『この国の不寛容の果てに』に、平均寿命のトップが沖縄から横浜市青葉区に変わったことが書いてあった。 青葉区といえば、いわずもがな、高級住宅街である。 これはつまり、高収入の人間…

私たちはどこまで自由か

公共政策の手法として「ナッジ」というものがある。 nainaiteiyan.hatenablog.com 完全に否定するつもりはない。問題の解決手法のひとつとして、取り入れるべきとは感じる。 ただ、これは塵も積もれば「誘導」から「洗脳」に変わり得る。 私たちは、何かをす…

ビジネス書をレビューするとアクセス数が上がる

これはブログ3年弱の経験で嫌というほど目にしてきた現実である。 勿論、僕も読みたいから読んでレビューしたわけであるので、偉そうに言える立場にない。 ただ、僕はビジネス書は多数あるジャンルの中のひとつとして読んでいるだけである。 Google、Yahoo、…

日本経済の低迷に興味無し

毎日本屋さんに行くと、日本の経済に悲観的な本がずらりと並んでいるのが嫌でも分かる。 日本人と貧乏を結びつけるような本。 日本の大学教育に警鐘を鳴らす本。 日本の社会保障の危機を嘆く本。 日本のリーダーシップの無さを嘆く本。 シリコンバレーの勉強…

文字が頭に入らない

久々の不調なのかもしれない。 立ち読みの際に、僕はニーチェの言葉が気になって仕方がなかった。 「調べものばかりしている人間は、次第に物事を考えなくなる」 「読書中に浮かぶ考えは刺激に応えているにすぎない」 確かに、文章を読むと心理学でいう「自…

正義と善と資本主義

現代では正義が分裂している。 リバタリアニズム、コミュニズム、コミュニタリアニズム、リベラリズムetc. これは、「善」「善いこと」がひとつに定まらないことを意味するのだろうか。 プラトン「イデア」の存在を否定できる根拠になり得るのか。 今のとこ…

立ち読み日記

売場が広い大型書店を二周しても「これを読みたい」という本を見つけ出すことはできなかった。 何故か。 もしかしたら、今まで本を買いすぎたので好奇心の飽和状態なのかもしれない。 2050年の入試問題について書かれている本を立ち読みしてみた。 共感でき…

落ち着きがないときはアウトプット

今日は特段読みたい本がない。 月に1、2回こういうことがある。 おそらく頭の整理ができていない。 部屋で例えるならば、ぐちゃぐちゃになっていてゲームソフトが隠れていてやる気すら起きない。観たいDVDが隠れていて観る気も起きない。 それと同じような…

競争と反出生主義

格差問題を考えると避けられないテーマが「競争」となる。 酷な言い方になってしまうが、子供は生まれた瞬間から競争で満ちた世界に放り出される。競争に強い子供にとっては非常に楽しい世界かもしれない。 「反出生主義」の人間は一様ではないが、ドストエ…

好奇心と駒の挙動

ベイブレードは駒同士がぶつかり合う。 ところが、駒にはひとつひとつ特徴がある。 例えば「攻撃型」と呼ばれるものは、回転を与えられ放たれると暴君のようにフィールドを駆け巡る。 一方、「守備型」と呼ばれるものは落ち着きがあり、移動範囲が少ない。 …

読書日記237

中島義道『人生を<半分>降りる 哲学的生き方のすすめ』ちくま文庫(2008年)を読む。 本書では哲学を「反社会的」と位置付ける。 中島氏は、人間が皆哲学的になれば社会は成り立たないと述べる。 僕はこれとプラトン『国家』について考えてみた。 仮にイデアが…

読書日記236

レベッカ・ソルニット『ウォークス:歩くことの精神史』左右社(2017年)を読む。 歩くことは創造力の源泉であることを改めて感じさせる一冊であった。 このブログでは度々、哲学と散歩の親和性について書いてきたので、同じことは書かないようにしたい。 数日…