これはブログ3年弱の経験で嫌というほど目にしてきた現実である。
勿論、僕も読みたいから読んでレビューしたわけであるので、偉そうに言える立場にない。
ただ、僕はビジネス書は多数あるジャンルの中のひとつとして読んでいるだけである。
Google、Yahoo、Bing等の検索エンジンからこのブログにやってくる。
さてどんな記事か。
ビジネス書、ビジネス書、ビジネス書である。(まれに哲学)
文学や社会問題系のレビューはアクセス数が本当に伸びない。
勿論、今はもうアクセス数にそこまでこだわりはないので気にするほうが悪い。
ただ、データとして、傾向として数字が実際にそう示していることは間違いない。
この国民性を心底僕は嫌悪する。
お金になるから、役に立つから、有益だから、人は殺到する。
しかし、一冊の本はあくまで一冊分の情報量しかない。
物事を多角的に捉え、未来を読む直感力はビジネス書だけで磨かれる道理はない。
この点を、初心者の読書家はおそらく分かっていない。
僕が書店の店長であれば、ビジネス書のコーナーを拡充する。小説や歴史などの「役に立たない」と判定される本の売場面積を小さくする。
そうすれば間違いなく売り上げは上がる。
僕が心底嫌う本をとにかく売場におきまくる。
それが商売の真理ではないだろうか。
勿論立地は考慮する。
高級住宅街の近くであればビジネス書はあまり売れないので、これはあくまでローカルで家賃の低いエリアのお話である。
僕の書いていることに疑いを持っている方は是非、BOOK・OFF自由が丘店とBOOK・OFF川崎モアーズ店のラインナップを確認して頂きたい。
つづく