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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

60点でも良いから書く

ログで何を書いたらいいのか分からなかったり、書いても出来がいまいちで途中でやめたりする人がいるみたいである。

勿論、僕もそういう時期を経験してきたので気持ちが全く分からないわけではない。

ただ、思うところが一点ある。

そもそも、文章力というものは書いた量とある程度比例するのではないか、という気がするのである。

 

 

一時関数で例えるならば、比例関係にはあるが傾きが小さい。

書いても書いても文章力はほとんど伸びないかもしれない。

だからといって、それで書くことを放棄する理由にはならないと思うのである。

 

 

勝手な憶測だが、文章のうまい人はもともと上手かったわけではなく、必ず失敗を経験して、いろいろと物を書いてきたはずである。

個人的にひとりそういう人がいることを知っている。

いつも作家の書く文章をそのままノートに書き写していたそうである。

 

 

であれば、とりあえず何かを要約してみるのも手だ。

自分から言葉がでないのであれば、誰かの真似をする。

 

 

これを繰り返しているうちに言葉を咀嚼し、消化され内面化される。

読書を沢山している人が語彙力豊富であったり、文章が上手なのは積み重ねでしかない。

国語だけは積み重ねが効を奏する唯一の学問だと感じる。

何を書いていいのか分からないのであれば、とりあえずその理由をかけば良いのではないだろうか。

 

 

つづく