毎日本屋さんに行くと、日本の経済に悲観的な本がずらりと並んでいるのが嫌でも分かる。
日本人と貧乏を結びつけるような本。
日本の大学教育に警鐘を鳴らす本。
日本の社会保障の危機を嘆く本。
日本のリーダーシップの無さを嘆く本。
シリコンバレーの勉強法の本。
某アメリカ人によるお金の稼ぎ方指南の本。
お金に興味はあるが、お金に詳しくないのが平均的な日本人。
これではアメリカに下に見られて当然。
正直なところ、日本に危機感を抱いて、どうしようもないと本気で思っているのであれば、さっさとTOEFLやIELTSを猛勉強して海外へ行った方が良いように感じる。
センター試験のリスニングで10/50しか取れていない僕でもTOEIC700点を取れたのだから、これは努力でなんとかなるとしか思えない。もともと語学はそういうものではないだろうか。
海外の留学費用は高額とはいえ、日本人であればなんとか手の届く範囲にある。
外資の求人を見るたびに僕は思う。
日本人の平均的な給与はアメリカと比べ低すぎる。
それは事実だ。
こちらからすれば、英語ができないから嫌々日本にいるように感じる。
もちろん、労働者の話であって、経営者などの優秀な人は例外である。
僕はそこそこに楽しく生きているので、そこまで日本に不満はない。
ただ、不寛容で大人のいじめ等の社会問題は日本の汚点で、解決すべきだと考えている。
本気で日本を変えるにはどうしたら良いか。
僕は今日考えてみた。
政治に足を突っ込むしかない。
政治活動をし、最終的には政治家になり、国家レベルの変革をするしかない。
企業にできることなどたかが知れている。
日本を変えたいから起業した、と言う人物の本をちらちら見かけるが、それは建前でしかない。
こういうことを書くと双極性障害なのでは、と思われるかもしれないが、僕はわりと真面目に、政治に参戦したい気持ちはある。
つづく