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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

読書日記746

読んだ本

引用元:版元ドットコム

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メモ

 

なし

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日記

 

松岡正剛氏が『デカルトからベイトソンへ』をどう読んだか、どう解釈したのかがまず気になった。

 

 

主観をできる限り抑えてうまく内容を整理しているように感じた。

後半ではその後の著者モリス・バーマンの活動について触れていた。

彼は日本のサブカルチャーにも注目しているということであった。

そもそも、アニメーションとアニミズムは語源が同じであり(宮崎駿『折り返し点』より)、これは必然的と言える。

 

・・・

 

個人としても「虚構」にはポジティブな側面があると強く感じている。

十年前はニコニコ動画は文化ではない、という批判がされることもあったが(ひろゆき氏は「それはあなたの感想ですよね」と反論。)、サブカルチャーは時代の閉塞感を切り抜ける大きな役目を果たしていると思う。

 

 

世界観に没入することと、近代以前の「参加する意識」は似ている。

今年、個人的にディズニーシーに赴いたが、あれは確かに「参加する意識」であった。

いまふりかえると強く思う。

 

 

本書をベイトソンと絡めながら読んでいきたい。

つづく

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関連図書

■モリス・バーマン『デカルトからベイトソンへ』

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

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読書梟の本棚

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