掘る、盛る、鏡像
抽象的な概念を、別の概念へと「転化」または「代入」によって新しいアイデアが生まれる可能性について書いてきた。
地面を掘り、別の場所へ土を運ぶ。
面白いことに、これを繰り返すと鏡像になる。
つまりは、作業が終わる頃には、運ばれた土の山を見ると、最下層の土が「最上階」になるということである。
まさに鏡像。
「掘り下げる」という言葉は、ビジネスや学術の世界で幅広く使われる言葉である。
掘り下げたすえに、「掘り下げられたもの」は鏡像として存在するという、くだらない話ではあるが、考える材料にはなると思い、記事にするに至った。
つづく