はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

上野千鶴子/鈴木涼美『限界から始まる』幻冬舎 (2021) 読了

こちらのつづを読み終えた。

引用元:版元ドットコム

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

nainaiteiyan.hatenablog.com

nainaiteiyan.hatenablog.com

nainaiteiyan.hatenablog.com

nainaiteiyan.hatenablog.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

メモ

 

なし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

感想

 

 

・被害者が声をあげなければ変わらない日本社会

端的にそう感じる。

沈黙とは「間接的な肯定」を意味してきたのではないか。

だから男性は非を感じずに男女共同参画なるもので女性を助けた気になっていた。

しかし、もっと深い部分、深い心理に気がつけず、それではなんの意味がなかったことが2020年代までに起きた数々の運動から明るみになった。

そのように理解した。

 

 

その背景には自己責任論が隠れている。これも「新自由主義ネオリベラリズム」の影響なのだろう。

派遣切りは派遣を選んだあなたが悪い、という理屈と、保育園に落ちて嘆くのはあなたが悪い、という理屈が同じに見えた。

 

 

全ては「無知」にたどりつく。

概念としては抽象的すぎるのではあるが、結局のところ哲学に回帰する。

「徳」を備えない人間社会はやはり問題だらけであることをプラトンが2000年以上前に論じていたように、傲慢にならず、つねに謙虚で、時間があるとき、余力があるときはもっと視野を広げて善き人間になりたいと心の底から思った。

 

 

自分も同じようなひどいこと繰り返しているからである。

 

 

つづく