読んだ本:
つづきを読み進めた。
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メモ
なし
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日記
300ページ弱まで進んだ。
河合隼雄氏は売春行為に対して「魂に悪い」と言ったことを、宮台氏はフィールドワークの経験から「それは違う」と反論。(1994年)
上野氏が何故男に絶望をしきらなかったのか、鈴木氏がその理由(書物の世界や現実には、少ないが信頼に値する男もいる。)を聞いたあとに「魂に悪い」ということの意味を理解し始めたと書かれていた。
鈴木氏は若い頃の経験から男性に対して「この生物にはなにを言っても無駄」と蓋をしてしまっていた。
蓋をするかしないかで世界の見方が変わるということを感じた。
そのあとは時代の「建前」も変わっていき、森元総理の辞任問題などが語られた。
個人的には「なんにも分かっていない男性ライター」という鈴木氏の表現が気になった。
具体的に誰のことを言っているのか不明ではあったが、コミュニケーションの深さを感じた。
言葉にはその言葉自体に意味が含まれていてそれが「誰の発言か」とは本来別の問題であるはずのところ、上野氏との対話によって道が開けたところをみると、「言葉と人」がセットでなければ対話が成立しない可能性があるということを感じた。
深い。