ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』ちくま学芸文庫 (1998年) を読む。
簡単に頭に入ってくるものは簡単に忘れる。
では逆に難しいものほど記憶に残る、これは正しいのだろうか。
今日も2時間かけてバタイユに挑む。
翻訳が悪いのか、私が悪いのか。
全く分からない。
バタイユの文章は基本的に理論体系をもたず、散文である。
酒井氏の解説ですら分からない。
今日はそれでも食い下がる。
2時間は読み込んでみると。
思うところはひとつだけある。
まず、バタイユは二度の世界大戦を経験している。
私は平和ボケしきった日本で育った。
ここが決定的な点だと感じた。
断絶。
原文を読みたいがフランス語が読めず悔しい。
しばらくは頑張って読んでみようと思う。
何故バタイユの言葉が分からないのかが分からない。これが悔しい。
つづく