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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

流動性と幸福

何故、今は物が豊かなのに生きづらさをテーマにした本が多いのでしょう。




僕は考えました。
まずは、個人レベルで物の移動が昔より少ないのでは、と。




つまりは、お金が無いので物があまり買えない。
現代の感覚からすると、物が「在る」ではなく、物を「所有」することが幸福感のカギに見えます。




人は同じ空間、同じ物に「囲まれ続ける」と、恐らく飽きます。




つまりは、物の流動性と幸福感には相関性があると思われるのです。




豊かさとは「流動性」なのではないかということです。
つづく