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読書日記491

ーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきを読む。

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

4時間ほど時間をかけてじっくり260項まで読み進めた。

フィッツジェラルドのギャツビーについて先生たちは議論する。

イスラーム革命について全く無知ではあったが、ほんのわずかだけ知ることができたように思う。

 

 

グレートギャツビーは、ざっくり言えば富と愛をめぐる物語である。

生徒のひとりがアメリカの物質主義を否定する。

アメリカは悪。

アメリカの物質主義が悪なのか、資本主義が悪なのか。

そのあたりはよく分からなかった。

 

 

アメリカは度々悪として語られる。

しかし、その生徒本人の主張にも矛盾があるはずである。

そんな一面を垣間見るとができ、イスラーム革命の複雑性について少しだけ知ることができた。

 

 

つづく