アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきを読む。
今日も意識は飛ばしながらもページはとばさずに4時間じっくり、340項まで読み進めた。
先生はある種の諦めを抱く。
ジハードとはいったい何なのか。
いつまでも続く戦いに、支持者たちも疲れが見え始める。
先生は外に見切りをつけ内に向かう。ひたすら文学を読み漁る。
授業の為ではあるが、何故このような作家を題材にするのか。
まだこちらとしてはピンとこない。
ジハードとはいったい何なのか。再び自分は問う。
人は敵を作りたがる。
本当の敵は自分自身なのだ。
人は自分から逃げたい生き物なのだ。
自分ととことん向き合えないように出来ているのだ。
何が革命だ。
逃げとしての革命。責任転嫁としての革命。
私はそう思う。
つづく