読んだ本
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メモ
なし
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日記
マルクス主義に対する理解を深めるべく手にとった。
唯物論と唯物史観の微妙な違いを理解することができたので忘れないうちに書き残す。
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唯物論は定義をしようとすると長くなるが、端的に、精神は物質の産物という見方である。
唯物史観はほぼ経済史観と同義である。歴史の記述を、経済活動に依拠させ、人間の主観性の排除する。本書では唯物史観は、ヘーゲルの歴史哲学から脱却するという位置付けである。
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ここまでにして既にややこしいのではあるが、経済活動における人間の主観性を排除しようとする試みには明らかに誤りを感じ得ないのではあるが、マルクスの文献を読み漁っていない自分としては外野がどうのこうの言えることではないだろう。
とにもかくにも、本書は佐藤優『私のマルクス』の理解を深める良書だと感じてる。