読んだ本
続きを読み進めた。
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メモ
なし
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日記
病気である人間は尊敬しなければならない。
主人公はそのような持論を持つが、反論を受ける。
病気であることと人間の尊厳性は両立しない。
プラトン『国家』においても似たようなくだりがあった。
人間は苦しい状態から普通の状態に回復すると「快」を感じる。
ただ、それは善ではない。ソクラテスが語っていた。
ニーチェも似たようなことを書いていて、かきむしると最後には傷となりどんどん悪化していく。
・・・
究極的には、病気から教えてもらうようでは人間的に小さいというメッセージなのかもしれない。
命懸けで生きている人とそうでない人がこの物語の中で交差しているようにも見えた。