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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

読書日記745

読んだ本

引用元:版元ドットコム

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メモ

 

なし

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日記

 

 

隙間時間を利用して100ページほど読み進めた。

この本は精神医学、心理学、哲学が交差し、いろいろと考えさせられるものであった。

 

・・・

 

統合失調症患者に意識はあるか。

勿論あるだろう。

では植物状態の患者には意識はあるか。

何をもって意識があるとみなすかによるが、命ある限りやはりこちらも勿論あるだろう。

 

 

後者の場合、やや哲学的なトピックになり得る。

人は憑依することなど不可能なのであるから、各々の主観というものは完璧には理解し得ない。

むしろ、そのために人は会話をして情報を交換するわけである。

言い換えれば、その必要がなければ言語など存在しないかもしれない。

存在する意味も理由も見当たらないからである。

 

・・・

 

ここで見えてくるものは、言葉が情報であるという点である。

また、情報という側面においてはDNAもRNAも同じである。

 

 

問題は言葉が非物質かどうかである。

素人なので突き詰めることはできないが、もっと妄想を膨らませれば言葉は波なのか、粒子なのか。

 

 

こういう問いを持ちながらSFを読むのも面白そうだと感じた。

 

 

つづく