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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

読書日記383

ランクル『虚無感について:心理学と哲学への挑戦』青土社 (2015年) 、

フロム『生きるということ 新装版』紀伊國屋書店 (2020年) を読む。

両者は混合しやすいが、フランクル精神科医であり心理学者、フロムのほうは精神分析家であり、精神科医ではない。

 

 

前者は昨日に少し読み、後者は本日少し読む。

フロムは、貪欲と平和は相容れないと書いている。

産業革命以降、物は人の心を豊かにしたのか、人を幸せにしたのか。

実際そうはなっていないという見解のもと、生きることについて語る。

 

 

後者はロゴセラピーの創始者という立ち位置となっている。

しかしながら、フランクル精神科医でありながらも、実存について哲学的な考察を経て精神療法を確立させた。

似て非なる両者ではあるが、二人とも将来古典となり得る名著を出している。

故に、人間に対する洞察力は一流と言える。

 

 

今後、より善く生きるためのヒントを両者から盗み取りたい。

哲学書としても読めるので、面白い内容となっている。

 

 

つづく