生きづらい社会のなかで自分らしく生きるにはどうしたら良いか。
僕はタイトルを挙げてみた。
抵抗力とは、不正に立ち向かう力である。
哲学的に言えば不正とは悪である。
悪は善の反対である。
世の中、悪と知っていて悪を行う者はほとんどいないと僕は考える。
誰だって道端で倒れている人がいれば気になる。
声をかける勇気がないかもしれないが、それでも無視する人は少ない。
野次馬であれ、「関心」があることに変わりはない。
僕はルソーの考え方に同意する。
制度が人を悪にするのであって、人は善良であると見るスタンスである。
ソクラテスは悪に対して悪を持って抵抗はしなかった。
悪に悪で対応することは善ではないという、古代の天才を僕は信じる。
つまり「寛容」になるハートが大事であると思われる。
樺沢紫園という精神科医は「のれんの法則」と読んでいる。
何事も「受け流す」ことが幸せに生きるために必要だ。
のれんは力を受けない。どんなに強いパンチでも力は逃げる。
この二つを僕は大事にしたい。
つづく