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読書日記307

山リカ『しがみつかない生き方』のつづきを読む。

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

10のルールというものに共通するのは「過剰に期待しない」が妥当だと感じた。

・恋愛にすべてを捧げない

・仕事に夢をもとめない

・人生の意味をもとめない

etc.

 

 

フランクル『夜と霧』の考え方と繋げてみると納得できるものがある。

「人生がわたしたちに何を与えてくれるのか問うのではなく、わたしたちが人生から何を期待されているのか問うべきだ」

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

 

「恋愛・仕事・人生」

本書ではこの3つの「意味」を求めてしまうことによって苦しむ人たちが挙げられている。

フランクルはそういう意味でも、普遍的なことを端的に表現した人物だと感じさせられる。

意味を求めるのではなく、どんな意味を求められているのかを問う。

意味に対するコペルニクス的転回。

 

 

やはり古典は後々効いてくるというのを私は実感した。

つづく