読んだ本
つづきを読み進めた。
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日記
対決は調和である、と岡本太郎が語る。
その後の文脈を追うと少しずつこの発言の意味が理解できるようになった。
調和の逆は発散である。
中途半端に自分をごまかしていくと結果的に調和されず、「裏切り」という形でバラバラになっていく過程を岡本太郎は語った。
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岡本太郎の出発点は暴力的な教師との「対決」、そして4回の転校にある。
今ではあり得ないが、大昔、教師たちは平気で生徒を叩いた。
社会は変わった。
持論では、しかし人間の本質は変わらない。人間の遺伝子が短期間、わずかな環境の変化で変わるはずがない。
変わったのは規範や法律である。
そのあたりは社会学者上野千鶴子氏も同じようなことを書いている。
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古典がなぜ読み継がれるか。
それはいうまでもなく、不変的なものとと可変的なものを、物語によって直接的ではないにせよ、少なからず示唆するものだからだろう。
そういうものを自分は書いていきたい。
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関連図書
岡本太郎が属した社会学研究のメンバー、バタイユ、クロソウスキーの本など