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読書日記665

読んだ本

引用元:版元ドットコム

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メモ

 

なし

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日記

 

絶対に手放したくない愛読書のひとつである。

この人はただのおじさんではない。

岡本太郎は、芸術家になる前は哲学、社会学民族学などをフランスのソルボンヌ大学で学んでいた。

戦争も体験している。

また、死後も依然として思想界で名を馳せていて、今日でも新しい研究書や新訳が出るジョルジュ・バタイユとも友人であった。

 

本書は繰り返し何度も読んでいる。

今日も読んだ。

 

 

そしてひとつ気がついた。

本書の「芸術」という言葉を「人生」に変えても意味が伝わることに。

 

 

芸術は爆発だ=人生は爆発だ

(岡本太郎の言う爆発とはわき上がる情熱のようなものである。宮台真司用語でいう内発性である。)

 

岡本太郎の芸術三原則

芸術はきれいであってはならない、うまくあってはならない、心地よくあってはいけない、もしかり。

 

 

人生がうまくいくのは結構じゃないか、という反論が返ってくるかもしれない。

それは「世渡り」である。

本書の文脈では、人生をうまく生きるということは世渡り上手のことをさしている。

 

 

縄文土器弥生土器の違いを比べれば一目瞭然である。

前者が人間らしい生あるもの、後者はそうではないもの。

現代は弥生土器の延長線上にある。

 

 

大学院でベルグソンを研究した知り合いいわく、ハイデガーが着目した点は、こういった存在と精神性についてなのだという。

 

 

 

岡本太郎はただの芸術家ではない。

一方では哲学者でもある。