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読書日記317

崎彰容『ナショナリズム復権ちくま新書 (2013年) を読む。

先日読んだ『不条理を生きるチカラ』のなかで、佐藤氏は「ナショナリズム」にこの時代を突破する鍵があると述べた。

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

 

私自身は、高校から理科系の道に進んだためナショナリズムについて何も知らなかった。

好奇心がまさり、読むことに。

 

 

本書ではまず、ナショナリズム全体主義は違うということが書かれている。

そもそも、ナショナリズムはカタカナであることから、英語を借用していることは自明。全体主義ホーリズムなので、イコールにはならないはずである。

故に定義付けする際には、まず英語圏の政治や歴史を分析することから考え始めるのが妥当ではないか。

 

訂正

ホーリズム⇒トータリズム

 

ということで、本書は最初にポール・ヴァレリーハンナ・アーレントの思想から学ぶことになる。

ヴァレリー氏は科学の危険性を訴えた。

汎用性のある科学は瞬く間に世界中に拡散。

アメリカや日本が大国となるにつれ、ヨーロッパは相対的に力を失いつつあった。

 

 

そして、科学技術的が膨張し第二次世界大戦に至る。

著書は、ナショナリズムの分析には第一次世界大戦第二次世界大戦の間について考えることが有益であるとする。

そこで次に「帝国主義」が参照される。

 

 

以上まで読み、個人的にはヴァレリーアーレントの著書を保有しているので比較的すんなり頭に入った。

読みやすく、ナショナリズムの勉強が捗りそうである。

 

 

つづく