読んだ本
つづきを読み進めた。
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メモ
なし
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日記
前回の記事では相対主義と絶対主義について考えた。
100項までたどりついた。
ハイデガー、技術、ロゴスについての深い話が展開される。
ハンナ・アーレントの師匠であり、哲学者かつ精神科医でもあったヤスパースは技術を管理しなければならないことを説いた。
ハイデガーは技術の管理を批判し、技術はヘーゲルまで築いた思想そのものを無効にする、そのように考えたと本書で語られた。
・・・
再び絶対主義について考えた。
絶対的な善人はいないかもしれない。
人は極限状況においてもなお善悪の判断ができるか。
その経験のない自分からすれば、不正を成す可能性は否定できない。
しかしロゴスにおいて善悪は存在するのではないか。
そう主張すると、今度は善悪の決着がつかない議論、例えば政治的な善悪の不確定性について反論されるかもしれない。
正義なんてないではないか。
それは政治形態の不完全性ではないだろうか。
ある種の倒錯行為ではないだろうか。
倒錯こそが社会の矛盾ではないだろうか。
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池田晶子の本
『あたりまえのことばかり』nainaiteiyan.hatenablog.com
『死と生きる 獄中哲学対話』