今夜、晩酌をしながら映画を観終える。
画像引用:映画.com
URL : https;//eiga.com/movie/55881/
あらすじはベタなラブコメかもしれない。
弟は経済的に成功しながら、兄である主人公はどうしようもない、チャラチャラ女遊びに耽る、いわゆる「クズ男」「ダメ男」なる生活を送っていた。
その後はファイザーのMRに就職する。
ひらすら仕事に打ち込み、医師に自社の薬を採用してもらうべく、営業の日々を送る。
そんななか、ある病を抱えた女性と巡り会う。
そして主人公の人生は変わる。
20代の僕であれば、「ただのベタな映画」と判定を下していたように思う。
ただ、今30歳となった僕からすれば、たったひとりの女性に全てを捧げる男の生き様は、やっぱり見ていて気持ちが良い。
素直に、人間らしいと感じる。
恋愛観は人それぞれであるが、いろんな女性と遊びまわす男性は幼いと感じてしまう。
その先になにがあるというのか。
虚無でしかない。
これは綺麗事ではない。
どんなに素敵な女性と出会っても、精神的な繋がりが無ければ空虚でしかない。
だからこそ、こういう映画にはある種の感動を覚えるのである。
つづく