はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

ラブ&ドラッグを観る

夜、晩酌をしながら映画を観終える。

画像引用:映画.com

URL : https;//eiga.com/movie/55881/

f:id:nainaiteiyan:20220410221054p:plain

 

あらすじはベタなラブコメかもしれない。

弟は経済的に成功しながら、兄である主人公はどうしようもない、チャラチャラ女遊びに耽る、いわゆる「クズ男」「ダメ男」なる生活を送っていた。

その後はファイザーのMRに就職する。

ひらすら仕事に打ち込み、医師に自社の薬を採用してもらうべく、営業の日々を送る。

そんななか、ある病を抱えた女性と巡り会う。

そして主人公の人生は変わる。

 

 

 

20代の僕であれば、「ただのベタな映画」と判定を下していたように思う。

ただ、今30歳となった僕からすれば、たったひとりの女性に全てを捧げる男の生き様は、やっぱり見ていて気持ちが良い。

素直に、人間らしいと感じる。

 

 

恋愛観は人それぞれであるが、いろんな女性と遊びまわす男性は幼いと感じてしまう。

その先になにがあるというのか。

虚無でしかない。

これは綺麗事ではない。

 

 

どんなに素敵な女性と出会っても、精神的な繋がりが無ければ空虚でしかない。

だからこそ、こういう映画にはある種の感動を覚えるのである。

 

 

つづく