読んだ本:
つづきを読み進めた。
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メモ
なし
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日記
次にポピュリズムの批判に移った。
ネットとポピュリズムは親和性が非常に高いように思う。
個人としては、経験的に日本では「類は友を呼ぶ」現象が至るところ見受けられる。
本書では「集団分極化」として表現されている。
TwitterやAmazonでは見たいものだけを見るように仕向けられている。
こちらにその詳細が書かれていた。アルゴリズムである。
似た者同士が同じ価値観を共有し、似た者同士が結束する。
「直観システム」が強く働く「大衆」(本書では思想家、吉本隆明の定義に準拠) は半ば不可抗力のように「集団分極化」へと引き込まれていく。
「怒り」という感情には強い伝染力があると書かれていた。
著者がさらに、「亜インテリ」と呼ばれる層について指摘した。
ネットの情報をそのまま自分の意見であるかのように吸収する層が多い、という指摘であった。
200ページまではまだ現状の問題提起にとどまり、深い考察は得られなかった。
であったので、次回以降詰めていきたい。