相対評価とは、ある集団における自分の立ち位置をもとに決まる評価。
絶対評価とは、ある基準における自分の立ち位置をもとに決まる評価。
両者ともに、「差異」によって評価が決まることに違いはない。
裏を返せば、評価とはそんな程度のものである。
では、価値と評価はどう違うか。
僕なりに考えに抜いた。
自分の「価値」について、いかにして決まるか。
そもそも、価値とは何か。
価値には定義などないと考える。文脈で決まるもの。
言語学的にも、単語自体に意味などない。僕はそう考える。
曖昧で、解釈が無限大であるから。
僕は、評価と価値は、直観では同じと見る。
つまり価値も差異で決まるといえる。
「私の価値なんてこんなもんなんだ」
「自分には価値がない」
こう思うとき、そこにあるのは「差異」で間違いない。
基準か、集団か。絶対か相対のどちらかで間違いない。
問題は基準だ。
誰の基準か。自分で勝手に作った基準か。
自分を自分で否定する人は、しっかりと自分を見つめてみて欲しい。
そこには必ず何か勘違いがあるのだから。