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視覚情報と形而上学

は音楽には勝てない。

絵は音楽ほど人々に涙を流させない。

人間の5感は視覚が大半で聴覚は10%ほどを占める。

にもかかわらず視覚は聴覚ほど感動を与えない。

 

 

精神という曖昧な言葉で語る前に、理性と本能に分解する。

人が音楽に感動するのは精神になんらかの作用を与えるからであることは疑いない。

では理性に対して作用するのか。本能に対して作用するのか。

 

 

その前に欲について考えてみる。

恋愛においては聴覚より視覚のほうが優位にあるようにみえる。

この前提は自明のものとして話を進める。

 

 

男性の場合、視覚情報は本能に作用する向きがある。

脳科学的に説明は可能であろう。

逆に、視覚情報が理性に作用するとすればそれは何をその男性にもたらし得るか。

 

 

このように考えていくと聴覚は本能にとって何を満たしうるのであるかという問いを立てることができる。

本能にとって聴覚とは何を満たすための器官であるべきなのだろうか。

 

 

これは生態学や生物学が答えを説明する。

要するに淘汰や進化論的意味合いが強いだろう。

聴覚は危険を察知したり情報の交換をするための器官であると考えられるのは素人でも大方予想はつく。

 

 

であるならば、やはり音楽が聴覚によって関知され刺激され、感動を人間に与えるという現象はやはり理性に関する話ではないのだろうか。

 

 

つづく