道徳があるから人間が良心的なのか、人間が良心的だから道徳があるのか。
後者ではないでしょうか。
良心とは何か。
おそらくは道徳とほぼ同じだと思うのですが、良いこと、悪いことで物事を区別ができるのは本能的に備わった人間の良心があるからだと思うのです。
良いことは無害なこと、有益なこと。
悪いことは有害なこと、無益または損害。
単純にそのように分類できると考えます。
そもそも、そういった概念を作れる理性というものにやはり神秘的なものを感じます。
ソクラテスは面白い言葉を残しました。
悪いことは自分にとって有害なので、それでも悪いことをするのはその人が「無知」だからだと。