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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

成り立たざるを得ない需要について

需要があれば売れる。
需要と供給。
いやいや、そんな単純なわけないです。
「仕事は大変だぞ。」並みのナンセンス。

世には成り立たざるを得ない需要があるわけです。
例えば売春、風俗、婚活。

構造的に、現代社会から切り離せない必要悪。

この文脈において、「いやいや、ストーリーには悪が必要」というレベルではないです。

有害としての悪です。

悪が必要だなんて、ソクラテスが現代にいたら発狂しています。
そして僕にはこの言葉(すなわち必要悪)が、思考停止した大人の捨て台詞のようにも思います。

本来の需要と必要悪としての需要。
後者の割合が高くなればなるほど、「国家力
(経済力など)」が低下していくと僕は考えます。