はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-03-17から1日間の記事一覧

反脳科学主義

という病に僕はかかりました。 脳に良いことに関する本が世に出てくるようになり、さらには認知心理学や社会心理学等を応用した行動経済学や、行動最適化を謳った本なるものも多発しています。 この時代の背景の裏のまた裏を探りたくなるのが僕のサガです。 …

読書日記185

埴谷雄高『死霊』 野崎六助『異端論争の彼方へ 埴谷雄高・花田清輝・吉本隆明』インパクト出版会(2013年)を読む。 「マルクス主義という神は死んだ」 ソ連の崩壊が社会主義の敗北の象徴として多く語られている。 しかしそんな時代に生まれた次世代の僕は思う…

視覚情報と形而上学

絵は音楽には勝てない。 絵は音楽ほど人々に涙を流させない。 人間の5感は視覚が大半で聴覚は10%ほどを占める。 にもかかわらず視覚は聴覚ほど感動を与えない。 精神という曖昧な言葉で語る前に、理性と本能に分解する。 人が音楽に感動するのは精神になん…

読書日記184

ガイ・オルトラーノ『「二つの文化」論争:戦後英国の科学・文学・文化政策』みすず書房(2019年) リヒテンベルク『リヒテンベルク雑記帳』作品社(2018年)を読む。 頭がなんとなく落ち着かない。 そんな時は小説か雑記帳が良いかもしれない。 リヒテンベルク…