参考動画:AbemaTV
ポイント
・人手不足は経営者の目線で、日本人の失業者は60万人いる
・農業を自動化せざるを得ない状況の日本
・外国人労働者に頼らざるを得ない政治構造・経済構造がある
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僕は感想を端的にタイトルに表現した。
牛丼チェーンで働くひとが「来る」ので、いつまでも賃上げが実現しない。
それは人間が機械化されていくからである。
逆に、ひとが「来ない」場合、何かしらの作業を機械がやらざるを得ない。
経営者は機械化せざるを得ない。
この流れを僕は機械の人間化と表現する。
ひろゆき氏は、歴史的に大英帝国が示したように、前者のような「人間を機械化」しようとする国は必ず負けてきたとのこと。(動画では中国)
しかしかながら、国民は「前者」のほうを結果的に「支持(=投票)」してしまうので、現状、外国人労働者に頼らざるを得ないという構造であった。
動画ではその状況のなかで、失業中の日本人はどうあるべきか、賃金をどうするのか、という問題までは深堀されなかった。
政治的な力学と、経済的な力学、そして心理的な力学が相互作用する問題である。
僕は「生産性」が問われていると感じた。
日本人に労働を移行したところで、果たして経済的にうまく機能するのか。
おそらくしない。
ひろゆき氏が別の動画でも言っているように、優秀な人はごくわずかである。
僕は、賃上げしたところで生産性はたいして変わらないと見る。
平凡な日本人が本気を出したところで、その力はたかが知れているように思える。
それは、ITが経済の主導権を握っているようにみえるこの世界市場で、ちゃんと戦えるのか、といえば厳しいと思うからである。
一部の優秀な人に優遇させ、残りの日本人たちは持ちつ持たれつのような関係で、うまく優秀な人を支えながら働いていく枠組みが必要なのか。それともいらないのか。
この議論は専門家の分析対象であると思われ、僕の知識では論じることはかなり難しいと感じた。
いろいろ考えてみたい。
つづく