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理由と確率について。理由の二面性。

僕が思うに、自然の法則には普遍性があるのかどうかは、厳密には定義できないうえ、まだ量子について完璧に分かっていないので、ブラックボックスにあると考えています。




しかしながら、人間の心理は不思議であり、未知であり、様々な事を僕が考えるわけです。





例えば、理由について。
「~だったから。」
これは、一般的には妥当性のある意味付けに見えます。
ところが、生理化学や科学上に普遍的な法則があるならば、本来「理由」という概念はないはずです。





つまりは、「物事には全て順列がある」ことを意味し、複雑に見える現象にも必ずメカニズムがあるわけです。





ところが、確率的に物事が決まり、「ランダムな世の中」であれば、「理由」とはそのランダムな出来事、つまりは「不透明な事実」の意味付けをすることになるわけです。




つづく